ダウラチェンリ峰 南面西側ルート(青)ベースキャンプ:ダモスガ
予定期間:6月1日~33日間
参加隊員数:21名
食料パック140
テント:25
登壁セット:20
酸素ボンベ:0
登攀セット:130
整地セット:10
南西壁の直登を避けた傾斜の緩いルート。ルート距離が長いとの説明があったので登攀セットを多めに持っていったが、結局余ってしまった。直下まで工作しても登攀が100、登壁が15で十分か。ルートの選び方によっては登攀が110、登壁が10くらいになると思う。
BCを出てすぐのところに安全地帯があり、そこにC1(5164m)を設営。その先にも安全地帯があるのでC2(6005m)を設営した。ここまでは良かったのだが、その先には安全地帯が無い。C2の先に壁があり、そこからしばらくガレ場と雪原が続く。次のキャンプ地を決められなかったので、この辺りから工作に時間がかかった。
7000mを越えた辺りに比較的安全そうな雪原があったので、そこにC3(7201m)を設営。雪崩リスクがゼロではなかったので、いつキャンプが雪崩にやられるかとヒヤヒヤしたが、幸い無事にすんだ。
山頂の前に壁があり、壁を避けたルートも選べたが、あえて壁を選んだ。登壁セットが残りすぎただけだが、工作さえすればどちらでも大差はないと思う。工作しないなら壁は避けるべきか。7000mを越えると凍傷が厳しくなるものの、どうにか頂上直下まで工作。人数が多いと、交代で工作できるので楽になるのを実感した。
ルートの感想:
長いルートと言われているが、それほどでもなく比較的楽なルートだと思う。風が強くなると広範囲に強風が吹くのには注意が必要。6000m越えたところの壁が長く、見た目より登攀に時間がかかった気がする。15人程度なら整地不要か。
あ、あと9年6月30日に皆既日食が見られたのには感動した。
- 2008/09/06(土) 18:26:34|
- 蒼天の白き神の座
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